トラップの重要性
こんにちは!
5月5日に開催した第3回サッカーテクニック選手権でのプレー分析をお伝えしたいと思います。
今回は、『トラップ』についてです。
トラップとは、止める技術であり、次のプレーにスムーズに移行できるようにボールをコントロールすることでもあります。
今大会唯一の上級レベルで、MVPとなり最優秀トラップ賞を受賞した選手の動画です。
雨の中でも強めのトラップの威力を吸収し、次のプレーにスムーズに移行していることが素晴らしいです。
シュートを決めていますが、トラップ(ファーストタッチ)で上手くボールをコントロールしていないと、良いシュートポジションに入る事ができないようにコースを設定してあるため、シュートを決めるためには、ファーストタッチが上手くできていないといけません。
ファーストタッチが上手くいっていない場合は、タイミングを計るために次のプレーのスピードを落としシュートポジションのタイミングを計るため、タイムが遅くなってしまいます。
トラップはドリブルやフェイント、リフティングなどよりも軽視されがちですが、実は非常に重要な技術なのです。
しかし、ドリブルやフェイント、リフティングの練習を意識してやられている方は多くいますが、トラップについては後回しになっている印象を受けます。
ドリブルやフェイントを上手くいかせるためには、トラップは非常に重要な働きをします。
試合の中でドリブルやフェイントをやるためには、その前に何が必要でしょうか?
答えは、『ボールをもらう動き➡ファーストタッチ=トラップ』が必要になります。
みんな初めからボールを持ってプレーしている訳ではありません。
試合中ボールをもらわない限り、ドリブルやフェイントは活かせません。
そして、ボールをもらうためにはラップをする必要があり、トラップが上手く止められない・コントロールできない場合は、ボールの反動で自分の足から離れてしまい、敵にボールを奪われてしまう可能性が高くなります。
トラップの重要性はここにあります。
トラップの上手さとは、自分の足から“ボールをあまり離さない・コントロールできる位置に置き次のプレーにスムーズに移行する場所に運ぶ精度の高さ”なのです。
しっかりコントロールし、すぐに次のプレーに移れるようにすれば、敵に取られる可能性は低くなるからです。
しかし、どんなにドリブルやフェイントを練習していても、トラップへの意識が低く練習していない場合は、ボールをもらう時点で敵に奪われてしまう可能性は高くなります。
するといつも練習しているドリブルやフェイントが活かせない選手も多くいるのです。
サッカーテクニック選手権の課題コースは非常に短いため簡単そうに見えますが、これらの基礎的な技術の質の高さが求められるため、実際にやってみると難しいと感じられる方も多くいますが、本番前の3回の練習でアドバイスをもらいコツをつかんでいく選手も多いです。
この課題コースにチャレンジすることで、自分に足りないものを自覚し、それを高めるコツをつかまれる方も多くいます。
次回参加した時には、足りなかったものを克服されて以前より向上している方も多くいます。
是非、サッカーの実力の向上にサッカーテクニック選手権を活用してみて下さい!
次回は、来年開催する予定なので、詳細が決定しましたらお知らせさせて頂きます。
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